壁と卵
村上春樹さんの、エルサレム賞受章の時のスピーチに、がつんとやられました。
村上春樹さんの小説は、学生時代難しくて数冊で挫折した記憶があるけれど、
なぜかこの方の対談やインタビュー、訳した海外小説が大好きで、
そっちはたくさんお世話になった記憶があります(柴田元幸さんの訳も好き)
システムは、もともとそれ自体命があるわけじゃない。
でも、わかっていても、つい壁を前にすると、自分が無力な気になってしまうのだ。
自分のやりたいことに、システムを利用することができれば、話は早いと思う。
行政の補助金を使ったり、お墨付きをもらうことで、仕事が増えたりするんだろう。
でも、いつもここで思うのが、
そのために、ほんのすこしでも、自分の望まない方向に妥協が必要だったら、
そこまでしてシステムの手を借りなきゃいけないのか?ということ。
こういうときいつも思うのが、シュタイナー学校のことだ。
国から補助金がおりないから授業料や設備費が大変だし、
学籍は不登校だという扱いで地域の公立学校からもらうことになるし、
定期代は、認可じゃないから学割効かないし・・・
国に学校法人として認めてもらう方向にエネルギーを注げば、可能かもしれない。
でも、そうすることで、
シュタイナー教育の本来のよさが失われることもあるのだ。
だから、大半のシュタイナー学校は、学校法人を目指さずやっているのだと思う。
確か彗星がやってくるそうですが、この星回りや社会情勢すべてが、
システムに頼らず、個の力に賭けてみることを薦めている、そんな気がしてます。
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