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パンの白いところはクラム(2)

結局、それに気づいたからということもあってか、

私はまたいつもの玄米中心の食生活に戻ってきた。

そして、前よりもやっぱり、ひじきとれんこんの入ったご飯は美味しいなぁ。

としみじみ思った。

昔の夢をみて、当時の感覚をリアルに蘇らせるたびに、

自分は昔と全然変わってないような錯覚に陥る。

でも、今の私は、当時みたいにまかないのパンばかり食べて5キロも太ったり

することもなく、どうしたらよいかという知恵もついた。

そして、あれから12年近くたった今、あの頃の先生の年齢に近くなって、

今だからこそわかることもたくさんある。

そんなことを、パンを食べ続けたことで思い出しました。

万人に対する一般論として、食べない方が良い食品があるのはよくわかる。

でも、個人的な事情として、その人の何かのきっかけのために、

その時ジャンクで、体に悪いものを食べなきゃ気付けないこともあるな、

と今回しみじみ思いました。

そして、それよりもっと気になるのが、口に入れるものについて無頓着に暮らすこと。

スーパーに行ったら、ものすごいたくさんの人たちが、私が普段買わない食品をがんがんかごに入れて買い物をしている。

間違いなく、それを食べることで、体と心に影響が出るのだ。

でも、それを関連させて考えることがないから、いつまでたっても、自分でない何かに影響されたまま日々が過ごされていくのだろう。

そういうステレオタイプな人がたくさん存在することで、

こないだの壁と卵でいうなら「壁=システム」側は大喜び。

でも、私は、どうやったって卵側なのだ。

そこを再確認した、ちょっとあんまりかっこよくないエピソードなのでした。

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パンの白いところはクラム(1)

ここ一週間くらい、息子がパンが好きなこともあり(彼の血からいくと、粉ものをよく食べるルーツでもある)朝にパンを食べる日が続いていた。

パンは、マクロビや粗食系推進の方々にもよくやり玉にあげられます。

精白している粉と砂糖が入っていること、
とくにスーパーで売ってるやつは添加物がすごいこと、
そして天然酵母でないパンの場合、イーストが何を食べて育ってるのかという問題
(おそらく牛の肉骨粉を食べて育ってるんだろう)

と、ここまでわかってるのに、今回しばらく食べたのには、
顕在意識でわかっている理由と、後から気づいた理由があった。

ひとつは、なんとなく食べてみたいと思ったものを食べてみて、
その後体がどう反応するかを見ることで、自分の体を通して、自分がどっちに進もうとしたいのかを知るリトマス試験紙みたいなことができるから、ということ。

私は前から豆類とタンパク系の食べ物が、倫理上の理由でなく、体質的に合わないと書いてきてますが、
たぶん、それは、私の体が肉体をたくさん動かして活動するよりも、
脳を使う=精神エネルギーを使う方向で行きたい、と思っているから、消化できないんだと思う。

そういうわけで、食べたいと思ったものを食べ、
ほんとは自分がどうエネルギーを使っていきたいのか=生き方について知ることになるのでした。

とかいうきっかけで食べだしたのですが、
この精白したものには罠があります。

それは、「習慣性」ってやつですな。
麻薬みたいに、やめられなくなってしまう。
というわけで、だらだら惰性的に一週間くらい、パン食が続いたのでした。

これが、顕在意識でわかってる表向きの理由。

でもこれには裏がありました。

ちょうどこの一週間に、繰り返しみた夢があった。
それは、学生のときに大好きだった先生がでてくる夢だ。

長くなるので詳しい話は割愛しますが、その先生より後にも先にも、私を大きな包容力で包んでくれた人はいないといえるほど、大きな存在だった。

そんな先生のことを思い出したのは、
先生に会えなくなってから、寂しい思いを抱えつつ、パン屋でアルバイトをはじめ、
学校生活と合わせてがんがん忙しい日々を送っていた頃のことが、久々にパン食が続いて、細胞レベルで思い出されたからだと思う。

それは、寂しい気持ちが先にあったのかもしれないし、パンを食べ続けたことで、似たような状態が生まれ、思い出されたのか、それはどちらが先かわからない。

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