パンの白いところはクラム(2)
結局、それに気づいたからということもあってか、
私はまたいつもの玄米中心の食生活に戻ってきた。
そして、前よりもやっぱり、ひじきとれんこんの入ったご飯は美味しいなぁ。
としみじみ思った。
昔の夢をみて、当時の感覚をリアルに蘇らせるたびに、
自分は昔と全然変わってないような錯覚に陥る。
でも、今の私は、当時みたいにまかないのパンばかり食べて5キロも太ったり
することもなく、どうしたらよいかという知恵もついた。
そして、あれから12年近くたった今、あの頃の先生の年齢に近くなって、
今だからこそわかることもたくさんある。
そんなことを、パンを食べ続けたことで思い出しました。
万人に対する一般論として、食べない方が良い食品があるのはよくわかる。
でも、個人的な事情として、その人の何かのきっかけのために、
その時ジャンクで、体に悪いものを食べなきゃ気付けないこともあるな、
と今回しみじみ思いました。
そして、それよりもっと気になるのが、口に入れるものについて無頓着に暮らすこと。
スーパーに行ったら、ものすごいたくさんの人たちが、私が普段買わない食品をがんがんかごに入れて買い物をしている。
間違いなく、それを食べることで、体と心に影響が出るのだ。
でも、それを関連させて考えることがないから、いつまでたっても、自分でない何かに影響されたまま日々が過ごされていくのだろう。
そういうステレオタイプな人がたくさん存在することで、
こないだの壁と卵でいうなら「壁=システム」側は大喜び。
でも、私は、どうやったって卵側なのだ。
そこを再確認した、ちょっとあんまりかっこよくないエピソードなのでした。
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