ぺろりごくん、おなかのかわ
おなかのかわ。なんともまータイトルからしてシュールなんですが、
まず、絵が綺麗。
話もしっかり昔話の王道でシュール。
言葉のリズムが良く、文字数も少なくシンプル。
説明がくどい絵本は読みきかせるときしんどいし、
話の流れがぶったぎられるんですが(特に日本語に訳されたやつに多い。
むりに置き換えるからかな?)、
この本のリズムはすごく良いです。
ネコが、淡々と、つぎつぎにいろんなもの(人、動物・・)
をぺろりごくんと食べ進み、
最後にカニを食べてしまった時にお腹を切り裂かれ、みんな脱出。
最後何事もなかったかのように、
ネコが自分のおなかのかわを縫いおしまい、という話。
ベジなわたくしの感想としては、食べる食べられるということを意識する、
ということで、なかなか根源的な視点の絵本で良いなぁと思います。
こういう絵本で「食べられるとこわい」みたいな疑似体験をすること、
すごく大切だと思うなぁ。
読み終わったあとにはただ「なんだったんだこの話は」
といった不思議な余韻が残り、
もういっかい!!とせがまれること間違いない絵本。
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